【Qubicle】Unityへエクスポートする時の詳細設定
以前QubicleからUnityへとエクスポートする方法をご紹介しましたが、それだけだとモデルにノイズ(色が変になる)が発生してしまうことが分かったので、補足です。
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この記事を書いた時のバージョン(Mac)
・Unity PersonalEdition 5.1.1f1
・Qubicle HomeEdition 2.0.18
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補足記事なので、エクスポートのやり方については前の記事をご参照ください。
まずは、今回Unityに持っていきたいモデルがこちら。
・・・桃ですね。ピーチです。・・・モモです。
これを以前紹介した方法でUnityに持ってくると・・・
こうなります。
テクスチャの色が変になったのがわかります。かわいらしさが微塵もないです。
完全にくさっt・・・。
このままじゃ可哀想(?)なので、テクスチャの設定を変えます。
モデルと一緒にインポートした「.png」ファイルを選択して、Inspectorで次の2箇所を変更してやります。
そうすると・・・
こんな感じにQubicleで作った時と同じ見た目になります。
あとなぜか分かりませんが、自分の環境だとインポートすると、マテリアルの色が灰色になっているので白に戻してあげています。
これで外見はオッケーなんですが、エクスポートする時の詳細設定で、以前すっ飛ばしたところを追加でご紹介。
最初はこちらの「Edge Bleeding」。
こちらをOffにしてエクスポートすると・・・
こんな風に、ドットとドットとの間に隙間ができます。
これは使い方次第では面白いかもしれないですね。
まー普段はOnにしといて良いと思います。
お次は、「Optimization」。
「None」と「Non-Manifold」、「Manifold」の3つから選択できます。
これはそれぞれの設定でエクスポートした桃を見てもらえば違いが分かります。
一番左から「Manifold」、「Non-Manifold」、「None」の順です。
正直まったく詳しくないんですが、どうやら3Dモデルはポリゴン数で軽い・重いが変わるらしい?そしてそれはUnityだと、オブジェクト選択した時に表示される線の本数で分かるっぽい・・・?
なので上の写真だと、真ん中の「Non-Manifold」が一番軽いですね。
どうやら「Optimization」は、Qubicleで描いたモデルの表面に見えない膜を張るかどうからしく、「None」だと何もない、むき出しの状態ってことみたいです。
「Manifold」と「Non-Manifold」との違いは、より綿密に、ドット同士の隙間を埋めるようにして膜をはり、水さえ通さないように設定したのが「Manifold」で、それよりもっとポリゴン数を削減して軽くしたのが「Non-Manifold」だ、と思います・・・自信ない。。(;´༎ຶД༎ຶ`)
とりあえず普段は「Non-Manifold」でやってみて、不都合が生じたら「Manifold」にしてみる、ことにします。
その他詳細な設定はありますが、実際変えてやってみてもよくわかんなかったので、細かいことは公式のガイドに任せます。・ ω・)و ̑̑༉ホイ
てな感じで完全解説とは程遠いですが、エクスポートしたら色が変になったー!って人の助けになれば幸いです。((((・ิ(・ิω(・ิω・ิ)ω・ิ)・ิ))))ソレデハ・・・